備忘録

哲学、文学、その他雑記。学習用。

2014-01-01から1年間の記事一覧

精神分析入門 第二章 夢②

第7講 夢の要素は本来的なものではなく、他のある者の代理物という見解がある。代理物とはその人の心の中にそれについての知識が存在しているはずのあるものの代理物という意味。そういう要素についての自由連想によって別の代理物を浮かびあがらせ、隠れて…

精神分析入門 第二章 夢① 

神経症研究、精神分析に於いて夢は分析対象となりうる。 第1章の錯誤行為と同様に軽視されているが、錯誤行為は何か言い違いするだけの意図を明確に論証することができるように夢の分析、解釈にも価値があるということを説明しなければならない。 まず第1に…