備忘録

哲学、文学、その他雑記。学習用。

ねじまき鳥クロニクルを途中から読み始めると止まらなくなる。面白い。だって面白いんだもん。でもなあ、つらいんだよね。10年前はそんなこと思わなかったのに。ってだからといって別に昔読んだ方を大人になってから読み返すと違った印象を持つっていうあれじゃないけど、いやまぁそれに近いのかな。まぁどっちでもいいや。奥さんが家でてってNTRいや寝取られている訳じゃないんだけどさ。てかもうどんなつらい事でも通俗語でまとめるのやめようと。自分一人が言ったところで蚊が血すってるようなもんだけどさ。つらいんだよ。一人一人状況違うし、というか状況は似ていても実際現場の空気感を感じている訳じゃないんだから。現場の空気感感じたから何言ってもいい訳じゃないけど。というかもともと凝り固まった頑固さで現場に乗り込んだとしても自分の中で元々もっていた結論とマッスルパワーで近づけて終わりみたいな、普通の人、少なくともそれなりに自分以外の他人や現象についてそういうものがあるとわかっているレベルの人でもその現場にいったら黙ると思うんだよな。だって解決どころかもうすべてが終わってるんだもん。終わってるのにさらにどんどん悪化していく予想図も描けちゃうわけで。学校のいじめとかもマッスル筋肉パワーで威圧して、教室の外はある種恐怖政治にした所で一過性の効果しかないような感じ。正解かどうかしらないけど。僕は失恋とか馬鹿とか手玉に取る、取られるとか、全く分かっていなかったよ。